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平山農園 10年間の記録 〜第1号 〜終冬〜 剪定作業 2月下旬〜3月〜 | |||||||||||||||||
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第1回平山農園便りりんご園の仕事 〜終冬〜 剪定作業ここ津軽は、3月とはいえ冬まっただ中田んぼもりんご畑もまだ真っ白です。年が始まります。まず最初の作業は剪定作業です。秋の収穫を考えながら、りんごの樹一本一本に行う作業です。枝を切るときは、去年まで美味しいりんごをつけてもらった枝にこくろうさまでしたと感謝しながら切ります。 また、畑全体を見渡して、日光を樹の中まで、そして、実ったりんごに多くの日光があたるように、収穫の時作業がしやすいようにと、りんごが実っているのを、葉っぱが付いているのを想像しながら作業を進めます。経験と想像力が大事な作業です。時折畑全体を見つめては、遥かな夏の日や秋を思い浮かべて枝を調整します。剪定には、近所のりんご園の方に手伝って頂くことも有ります。共に津軽のりんごを育てている仲間です。剪定の腕も確かで信頼のおける頼もしい友人です。互いに剪定作業の想いは一つ、この枝を切ったら、こっちの枝においしいりんごが実りますように！高い所の枝を切るときは、高枝切りばさみが大活躍！入り組んだ枝を切って、枝と枝の間に空間をあけて太陽の光をいっぱいに樹の中に入れてあげると春には美味しいりんごの芽が沢山芽吹きます。せっかく芽吹いた、一つ一つの芽にしっかりと太陽の光が当たるようにと願いながら枝を一本一本落として行きます。こういう作業の時は、長い柄のノコギリが活躍します。 ※剪定：せんてい果樹・茶・庭木などの生育や結実を均一にし、樹形を整えるため枝の一部を切り取ること。（広辞苑より） |
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